『恋と太陽とギャング』石井輝男監督

 新文芸坐にて。今年37本目。
 網走帰りの健さん丹波哲郎清川虹子らとつるんで外国マフィアが開くカジノの売上金強奪をはかる。モノクロでギャングで現金強奪とフィルムノワール感ばりばりなんだけど、会話は軽妙で、ちょっと貧乏な感じもあって、石井輝男モダニストぶりがうかがえるフィルムだった。