『東京丸の内』小西通雄監督

 新文芸坐にて。今年35本目。
 高倉健のサラリーマンもので、モノクロだが『万年太郎と…』よりもさらにキレのいい現代的な演出と編集がかっこいい。ただこういう映画だと東宝加山雄三を擁していたわけで、健さんの木訥な魅力とはちょっとそぐわなかったのかもしれない。とはいえおもしろい。