『万年太郎と姐御社員』小林恒夫監督

 新文芸坐にて。今年34本目。
 高倉健主演のサラリーマンもので、キレのいい演出というか編集というか、だれることがなくて楽しい。月形龍之介による水戸黄門セルフパロディがあるし、健さんと月形&伊藤雄之助がならんでいるという不思議な光景も見られる。アイヌの扱いが変なのだが、『森と湖のまつり』のパロディなのではということのよう。