さいきん見た映画

 6月に入ってから見た映画か。
 『007/危機一発ロシアより愛をこめて)』TOHOシネマズ六本木 午前十時の映画祭 途中まで敵がボンドを出し抜いているのに実にしびれる
 『手塚治虫ブッダ−赤い砂漠よ!美しく−』ユナイテッドシネマ豊洲 3部作の1でシッダールタの出家までを描く。けっして不出来というわけではないのだが、手塚治虫作品のアニメ化の難しさみたいなことを思ったり、ストーリーをフォローするのに手一杯で映画的とは言い難いかなと思ったりもする。手塚だったらこうするだろう、出崎だったらこうやるだろうみたいなことを考えながら見た。
 『劇場版CLANNAD』池袋シネマサンシャイン 出崎統監督追悼上映。冒頭から出崎調。映画なのにこんな作画でいいのだろうかと思う一方、こんな作画でもこんな微妙なギャグ入っていても映画にしてしまうところに出崎監督すごいなーと思った。テレビ版にはどうもうんざり気味だったがこっちは素直におもしろいと思った。でもテレビ版見てると、この映画のラストの後のことを考えて感動も中くらいなりというところではある。