２月末までに見た映画
『暗黒街の顔役』新文芸坐 鶴田浩二が組織と弟の板挟みになる話 なんか日活っぽいと思ったり
『暗黒街の対決』新文芸坐 鶴田浩二vs三船敏郎というスター対決なんだが天本英世さんたちの歌がおかしい
『フィールド・オブ・ドリームス』みゆき座 午前十時の映画祭 ずっと敬遠してたんだがこんな素敵な作品とは思わなかった
『斬る』新文芸坐 岸田森かっこいい！
『殺人狂時代』新文芸坐 なんなんだこの映画は！
『暗黒街の弾痕』新文芸坐 加山雄三主演 加山雄三は『狙撃』とかわりとアクションものに出てるんだがなんか違うという感じがする。やっぱり若大将なんだよな。関係ないけど加山雄三がFPSゲーム得意なのは『狙撃』見てると不思議がない
『顔役暁に死す』新文芸坐 ミッキー・カーチスがおいしい 『…弾痕』よりも加山雄三はいい感じ やっぱりお坊ちゃん
『ザッツ・エンターテインメント』TOHOシネマズ六本木ヒルズ 午前十時の映画祭 MGM黄金期のすさまじさを堪能する のっけからドレスと礼服の美女美男がずらーっとならぶでかい塔に唖然 レスター・ウィリアムスの水芸とかもう正気じゃない クラーク・ゲーブルのダンスがかっこよかった
『独立愚連隊』新文芸坐 佐藤允主演の華北戦線における時代劇 結局最後にああなっちゃうところはやっぱり日本兵
『独立愚連隊 西へ』新文芸坐 旗なんてどうだっていいということにならんのが悲しいところである
『肉弾』新文芸坐 つらい喜劇だよなあ ことさらに悲劇を叫ぶよりこっちのほうがよほどつらい 最終回で大谷直子さんがお見えになって挨拶されてました
『バンドワゴン』TOHOシネマズ六本木 午前十時の映画祭 フレッド・アステアの優雅さもよいのだがシド・チャリシーの美脚がかいま見える公園のダンスとジャック・ブキャナンの強烈さが強く印象に残った
『助太刀屋助六』新文芸坐 映像がやけに綺麗で驚いた フィルムの状態もよし フィルム撮影末期だからかカメラマンの腕が抜群なのか 内容はもちろん痛快娯楽活劇
『ジャズ大名』新文芸坐 筒井康隆作品を映像化するとこうなるのだなあ
『EAST MEETS WEST』新文芸坐 岡本喜八作品を劇場で観たのはこれが最初じゃないか 竹中直人はどこにもっていっても竹中直人だなあ
『ダイナマイトどんどん』新文芸坐 フランキー堺や岸田森が東映ヤクザ映画の面々と一緒のフィルムにいる不思議さが楽しい
『大誘拐 RAINBOW KIDS』新文芸坐 元気な婆ちゃんにきりきり舞いさせられる映画ってなんでこうも楽しいんですかね
『近頃なぜかチャールストン』新文芸坐 岡本喜八作品の中でこれが一番好きかもしれないなあ 私も邪馬台国に亡命したい こきつかわれそうだけど
『ガメラ 大怪獣空中決戦』新文芸坐オールナイト 怪獣映画で普通におもしろいと思ったのはめったになくて驚いたことを思い出した
『ガメラ2 レギオン襲来』新文芸坐オールナイト 前作よりもおもしろくはあるがちょっと自衛隊礼賛の度がしつこい かっこよく描かれるべきなのは自衛隊という組織ではなく個人であるべきだと昔も今も思う
『ガメラ3 邪神＜イリス＞覚醒』新文芸坐オールナイト 超古代文明設定が脚本をいびつにしてるよなあ 惜しいなあ
以上今月見たのは30本であった。
