さいきん見た映画

 今年見た映画はこれで終わりかなあ。

インセプション』ノーラン監督の最新作。おもしろい。
ダークナイト』ノーラン監督の前作。インセプションとの二本立てで見た。おもしろいけど疲れた。
チャップリンの独裁者』大昔に教育テレビか何かで見て以来。自己陶酔しながら演説する独裁者に対して、観客を見据えながら民主主義と理想を語る床屋のすさまじさ。ムッソリーニもどきとのやりとりがおもしろい
センコロール』ちょっとだるい感じがいかにも今風と言いかけたが30年くらいあんな気分が続いてるような気もした。
イヴの時間』おもしろかった。素直にロボットSFなようでもあるし。
潜水艦イ-57降伏せず』やはり降伏を選択すべきとも思うが、日本人だからなあ。
『青島要塞爆撃命令』日本映画にはめずらしい第一次世界大戦もの。日本映画が戦争をこう描こうとしていた時代もあるのだが、なんか今はまた不自由な感じになっちゃってる。
『暴力の街』ボスとヤクザに支配されてる町で戦う新聞記者や市民たち。ヤクザの支配というのはおおげさかもしれないが今でも地方はわりと似たり寄ったりだったりするんだよねと思いながら見ていた。
『石中先生行状記』暴力の街との二本立て。石中ってのは石坂をもじったんだろうけど、原作者の体験話なのかなあ。3話のオムニバスで2話に池辺良、3話に三船敏郎が出てくるがあの無骨で木訥な百姓の若者を演じる三船が実によい。ストリップもどきを見に行って娘にとっちめられる2話の藤原釜足もゆかいだ。
フォロー・ミー』TOHOシネマズで見たのだが、音声不良のためほとんど楽しめなかった。なにがTHX認定だ。
SPACE BATTLESHIP ヤマト』おもしろかった。ヤマトファン的にはいちいち楽しいところがあって、ツッコミどころとか改善点とかも思い浮かばなくもないのだがおおむね許せる感じがする。正月に見る東宝特撮なんですよ、まなじり決してあれこれ言わずに素直に楽しみましょうよ。