『ホタル』降旗康男監督
新文芸坐にて。今年48本目。
特攻隊の無念を描くときに、死んだ隊員を韓国人に設定するのは今ではなかなか難しいかな。
『網走番外地 大雪原の対決』石井輝男監督
新文芸坐にて。今年46本目。
雪の町に偽の鬼寅親分がいるのでそこに潜む本物の鬼寅親分。鬼寅親分かっこいい。全体としてはどうかよくわからん。
『昭和残侠伝 死んで貰います』マキノ雅弘監督
新文芸坐にて。今年44本目。
引き算というか、敵も薄味、主人公サイドも母と親分の中村竹弥以外は軽量という感じで印象が弱いので、ごく少人数の話になっているからこそ任侠ものの仲でも屈指の名作となったのかもしれない。『破れ傘』なんて話が盛られすぎだった。
『誰よりも狙われた男』アントン・コルバイン監督、"A Most Wanted Man"
ギンレイホールにて。今年42本目。
フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の出演作で、ジョン・ル・カレのスパイもの。スパイの世界では甘いやつが負けるってことなんだよなあ。