『紙の月』吉田大八監督

 早稲田松竹にて。今年69本目。
 宮沢りえのほうれい線をはっきりと映し出すカメラも良い意味でひどいのだが、出てくる男たちがみんなひどくてそれが素晴らしい。相対的に一番まともなのが石橋蓮司だと見終わった時点で気づくという。あんなやつの学費出すわけがない。