『病院坂の首縊りの家』市川崑監督

 神保町シアターにて。今年53本目。
 横溝正史原作、市川崑監督、石坂浩二主演の金田一耕助ものの最終作(後の『犬神家の一族』リメイクを除く)だそうで、全体として余りお金がかかってないというかATG映画でも見てるような感じ。

『静かなる男』ジョン・フォード監督、"The Quiet Man"

 新文芸坐にて。今年51本目。 
 アメリカ人が故郷のアイルランドに帰ってきて現地で嫁さんもらったけどその土地の習俗がけったいでトラブルになる話、みたいな感じだろうか。最後には酒を飲んで終わりなのはアイルランドだな。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』総監督安彦良和、監督今西隆志

 TOHOシネマズ日本橋にて。今年50本目。果たしてOVAのイベント上映を映画としてカウントしていいのかよくわからんが映倫マークついてるし。
 キャスバルアルテイシアの話ではあるんだが、2人を連れ出すハモンとランバ・ラルが主役だった。だいぶ漫画調に作ってあるが、安彦良和の漫画がアニメになるとこうなるのだなという感じもする。

『鉄道員(ぽっぽや)』降旗康男監督

 新文芸坐にて。今年49本目。
 泣ける映画とされるが、昭和の経済成長と合理化によって使い捨てられた人々についての怒りの映画でもある。